2016年 テーブルウエアフェスティバル 経済産業大臣賞の作品を見て
去年のテーブルウエアフェスティバルで、テーブルコーディネーターの西巻顕子さんの企画展示に、わたくしの京雅の作品を使っていただいたのがきっかけで、テーブルウエアフェスティバルの存在を知りました。
そしてこの縁がきっかけで、テーブルで使うものを京雅で作成してみたいと思うようになりました。
テーブルで使うものを作るには、テーブルコーディネートも少しは知っておかねばと思うようになり、テーブルコーディネーターの西巻顕子さんのセミナーに参加するようになりました。
テーブルコーディネートを、ちょっぴり学んで分かったことは、テーブルコーディネートとは、芸術・学問・道徳が合わさったものであるということ。 今回のテーブルウエアフェスティバルの経済産業大臣賞は、西巻顕子さんでした。
この作品コンセプトを読むと、テーブルコーディネートには、芸術・学問・道徳が必要なことが分かります。
[コンセプト](抜粋) 東京の街を歩き回り出会った伝統工芸の数々。江戸簾、江戸木箸、江戸硝子、江戸漆器…(省略)三代江戸っ子の祖母と母を招き、習いたての江戸懐石で祖母の誕生日を祝います…。(省略) テーブルコーディネートに、江戸簾、江戸木箸、江戸硝子、江戸漆器が使われていました。それぞれの伝統工芸の歴史を学び知って初めて、テーブルにセットできるのだと思います。
自分の理想とする真善美を、テーブルコーディネートをとおして追及していくことも楽しいかと思いはじめました。
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