2015年 東京ドームテーブルウエアフェスティバルに京雅作品デビュー

今年の東京ドームテーブルウエアフェスティバルの企画展示に、昨年度に経済産業大臣賞を受賞した人のコラボレーション企画があり、そこに京雅の作品が使われました。

テーブルコーディネート写真の「テーブルマット」が京雅の作品です。ダンボールです。(笑)

椿の柄があしらった和紙を使って作られています。

2014年度にテーブルコーディネート部門で経済産業大臣賞を受賞した西巻顕子さんと出会ったことがきっかけで、京雅の作品を知ってもらい、京雅の作品「テーブルマット」が生まれました。

いつも京雅の作品を作るときは、相手に使ってもらうことが決まっている場合は、形のデザイン、和紙選びを相手の方と相談しながら、こちらから提案していくスタイルが多いのですが。今回は、形と和紙の両方とも西巻さんが「これでお願い!」という感じでスタート。

京雅作りの3大楽しみは、「形を考える」「和紙を選ぶ」「作る」。今回は、その3大楽しみのうち2つが無い!その分「作る」という工程に重みが乗っかりました。

というか、「形を考える」「和紙を選ぶ」という2大楽しみと思っていたことが、実は「楽しみ」という観点からだいぶズレズレだったということに気づきました。

「形を考える」時、どんなのが素敵かという前に、和紙が貼りやすい形かを考えて、形をデザインしてしまい・・・。「和紙を選ぶ」時も、どの柄が素敵かの前に、この和紙は貼りやすいかを考えてしまっていることに気づきました。

西巻さんからお願いされた形は、とっても和紙を貼りにくい形。そして、持ってきてくれた和紙は、とても貼りにくい和紙・・・。(笑)

今回の作品作りを通して、「形を考える」「和紙を選ぶ」は、作る難しさをあまり考えずに決めていくからこそ「作る」工程に、新しいチャレンジや楽しさが生まれるのだと気づきました。

これからも、いろいろな出会いを楽しみながら、京雅作品を続けていきたいと思います。

もしよかったら、こちらのブログも読んでみてください。
http://utsuwayanishimaki.blog.fc2.com/blog-entry-14.html

テーブルコーディネート部門で経済産業大臣賞を受賞した西巻顕子さんが書いているブログです。
わたしの作品についても、ちょっぴり触れてくれております。感謝感謝。

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